[ゲームRev] 逆転検事2

2011年に発売されたDSのアドベンチャーゲーム「逆転検事2」をクリアしました。
プレイ時間は、1と同様に不明です。
ただ、1よりも時間がかかったような気がします。

「逆転裁判」シリーズのスピンオフ作品「逆転検事」の続編である本作。
1に引き続き、主人公は御剣検事です。
2で初登場のキャラもいますが、1から続投したキャラや、「逆転裁判」1~3で登場したキャラも結構出ます。
ちなみに成歩堂については、御剣の台詞の端々に彼の存在を匂わせる台詞があったり、ある背景絵に姿が見えたりしましたが、ストーリーに絡むような登場はしませんでした。

システムもほぼ1と同じ。
新規に搭載されたのは、「ロジックチェス」ぐらいでしょうか。
これは、証人が隠している情報を話術によって引き出すというもの。
システムの立ち位置的には、「逆転裁判」の「サイコロック」みたいな印象を受けました。

話術といっても単純に選択肢を選択していくだけだし、結構ヒントも多いので、それほど難しいものではありませんでした。
ただ、時間制限があるので選択肢を深く吟味する余裕はあまりなくて、咄嗟の判断で適当に選択していたらいつの間にか成功していた、というケースが多かったです。
そういう意味では、サイコロックの方が「俺、今すごく推理している!」という感じが強かったですし、成功した時の爽快感も強かったように思います。

1をプレイしたときに不満に感じた演出やシナリオのテンポの悪さは、2でほぼ改善されていたように思います。
プレイ時のストレスはかなり軽減されました。

それでも、証言のムジュンを指摘した時の爽快感や、事件を解決した時の達成感は、やはり「逆転裁判」のナンバリングタイトルに敵わなかったかなと。
いや、「逆転検事」シリーズが面白くないというわけではないのですが、「逆転裁判」シリーズが強過ぎるというか。
「逆転検事」シリーズの方は、証言のムジュンを指摘しても、いつもなんとなくモヤッとした印象が残りました。
また、真犯人を完全論破して章が終わっても、「あれ・・・解決、した・・・のか・・・?」という気分が抜けませんでした。
あれは、本当になんでなんだろう?

ちなみに、推理モノとしての難易度はそれほど高くないです。
1もそれほど高くなかったですが、2の方はさらに易しくなっていたような気がします。
証言のムジュンを見つけるシーンでも、かなり直接的なヒントが台詞のニュアンスから得られるので、わりとすぐに気付けます。
おかげで、攻略サイトに頼ることなく最後までプレイできました。

むしろ、証拠探しの方でよく苦労させられました。
トリックは大体わかっているのに、証拠品や推理ロジックのネタが見つからなくてなかなか先に進めないことがしばしば。
そういえば、同じことが「逆転裁判2」でもよくあったなぁ。

シナリオは、1よりも面白かったです。
詳しくは書けませんが、特に最終章の後半(中編~後編)の盛り上がりはテンション上がりまくりで、ほぼ一気にプレイしました。

ちなみに、1とは直接的な繋がりはないものの、ゲーム後半で1のネタが説明無しにポロッと出てくることがあったので、可能ならば1プレイ済み推奨です。
必須ではないけれど、プレイしておいた方が無難です。
一方で「逆転裁判」シリーズの方は、プレイしておくとより楽しめる要素がある、という程度。

シナリオ以外にも、キャラクターも魅力的でした。
真犯人が大体情状酌量の余地のないクズばかりだったので、気分的には非常に捻り潰し甲斐がありました。
事件の全容が見え始めて、犯人の本性が見えてくるあたりから、猛烈に「こいつ、コテンパンにやっつけたい!」という気分にさせられます。

また、最初は「なんだこいつ?」と思っていたキャラが思わぬ働きを見せてくれて、序盤と終盤でガラリと印象の変わるキャラがいたり。
その筆頭が、一柳検事でした。
動画投稿サイトのMADや同人誌即売会などで、一柳検事が妙に人気なのは知っていましたが、今回プレイしてみてすごく納得しました。
うん、あれは人気が出るのもわかります。とても良いキャラでした。

そんなわけで「逆転検事」の1と2を立て続けにプレイしましたが、「逆転裁判」の面白さには及ばないものの、推理モノAVGとしてはそこそこ楽しめたかなと思います。
御剣の性格が最初から最後までほぼブレることなく、信念を貫き通す格好良さを体現しているので、御剣好きには特にオススメです。

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