[GMCD] Twilight Sky エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~ ボーカルアルバム

ガストのRPG「エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~」(以下エスロジ)のボーカル曲を集めたアルバム「Twilight Sky」を一通り聴きました。
収録曲数は、全14曲(インスト曲2曲含む)。
再生時間は、トータルで約57分。

一通り聴いたときの感想を一言で表すならば、「相変わらず、ガストの音楽は完成度高い」でした。
どの曲もノリやすいといか、ハマりやすいというか。
感情豊かなボーカルと叙情感たっぷりの楽器パートが醸す空気感に、気が付くとどっぷり浸かっていることが多かったです。

ストレートなバンドサウンドもあるけれど、全体的に不思議な雰囲気の曲も多かった印象です。
そのためか、曲によってはものすごくクセがあります。
初めて聴いたとき、その独特でクセのある音色やリズムに、「なんだ今の曲!?」と思わずスピーカーの方を振り返った曲がいくつもありました。
ただ、そのクセに慣れると、それがクセになって離れられなくなります。

クセが強いためか、ランダム再生すると曲調のバラつきをすごく感じますが、頭から収録曲順に再生しているとあまり感じませんでした。
むしろ、起承転結のある物語を追っているような、そんな気分になりました。
ゲーム未プレイだからゲームのストーリーをほとんど知らないので(一応、アニメは試聴済み)、「こういう展開なのかな?」と勝手に想像しながら聴いたりもしたのですが、それもまた結構楽しかったです。
曲順にもかなり気を使われているのでしょうか。

そんなわけで、エスロジのOSTはアーシャに比べて今一つな感じがしましたが、ボーカルアルバムはアーシャの「Twilight Hour」よりこちらの「Twilight Sky」の方が好きかもしれません。

曲は本当にどれも好きですが、「なんだこれ!?」という第一印象を最も強烈に刷り込まれたのが、「蜂群崩壊症候群 -Colony Collapse Disorder-」。
歌は杉並児童合唱団。
メロディラインや伴奏自体がそもそも不穏で攻撃的なのに、そこにもってきて「児童合唱団にそんな歌詞唄わせていいの?」という一抹の不安にかられるような歌詞で。
その相乗効果の結果でしょうか、強烈な印象を残した一曲になりました。
そんな、かなり不穏で攻撃的で終末的でネガティブな曲ですが、個人的にはわりと好きな曲です。
元来、そういう曲が好きな性格ネガティブ人間なので。

ボーカリストの名前を確認して「ふぁ!?」となったのは、「Sky of Twilight」。
ボーカルはいとうかなこさんです。
いとうかなこさんといえばニトロプラスやMAGES.(特に科学ADVシリーズ)のイメージが強くて、それらとは全く関係のない作品に参加されていることがすごく意外に感じられました。
ただ、曲を聴いて「あ、いつものいとかなさんだ」と思いつつ、意外とアトリエシリーズの空気感に溶け込んでいたと思います。
あの力強い歌声は、アトリエシリーズの雰囲気から浮くんじゃないかと不安に思ったりしたのですが、案外そうでもなかったです。

「Sky of Twilight」の曲調自体は普通にバンドサウンドですが、終わりそうに見せかけてなかなか終わらない、先の読めない展開の多い曲です。
そして、ところどころでかなりの高音になる、歌いこなすのがちょっと難しそうな曲でした。
そのおかげ、というのも変ですが、一曲の中でこんなにもいとうかなこさんのファルセットを聴ける曲はそうないかも。
よく歌い切ったなぁ、いとかなさん。

バンドサウンド繋がりで、初めて聴いた時に一発で格好良いと感じたのがACRYLICSTABの「無限大クロニクル」。
OSTにもジングル的なサイズでサビの部分だけほんのちょっと入っていましたが、その原曲です。
曲の展開は王道で、そのためか、独特の特徴を持つ曲の多いこのアルバムの中では逆に異色な感じがしました。
が、曲調が前向き力強くて、聴いていると自然とたぎってきます。
この曲の前が「蜂群崩壊症候群 -Colony Collapse Disorder-」だから、余計にそう思えたのかもしれませんが。
すごくライブ映えしそうな曲で、確か2年前のガストプレミアムライブで聴いたときに強烈に魅かれた覚えがあります。
ガストプレミアムライブに参戦する前に聴いておけば良かったなぁ。もったいないことしたなぁ。

OSTにショートバージョンが収録されていたチリヌルヲワカさんの「ミルク色の峠」は、このアルバムではフルバージョンが収録されています。
「甘いご褒美」は、OSTと同じものかな。違いは特に見当たりませんでした。
いつ聴いても独特の雰囲気に圧倒されるような圧迫感を感じるのですが、それがクセになってるのか不思議と聴き飽きません。
OSTでも何度も聴いてるハズのに、いつもイントロから耳を奪われます。

ここでは特に言及しませんが、他の収録曲もそれぞれに特徴のある良曲揃いで、すこぶる満足しました。
ゲームを知っている方がより楽しめると思いますが、ゲームを知らなくても十分に聴けるアルバムです。
ガストのゲームのボーカル曲が好きな方なら、特にオススメです。

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