[GMCD] シャリーのアトリエ~黄昏の海の錬金術士~ オリジナルサウンドトラック

PS3で発売されたRPG「シャリーのアトリエ~黄昏の海の錬金術士~」のOSTを一通り聴き終わりました。
CD3枚組みで、収録曲数は計91曲。
再生時間はトータルで約3時間強。

ガストのアトリエシリーズのうち、「黄昏」シリーズと呼ばれる三部作の三作目のOST。
近々、PS Vita移植版の「Plus」が発売されるので、耳にしたことのある人は多いと思います。
ちなみに、自分は「黄昏」シリーズどころか、アトリエシリーズはどれも未プレイなのですが。
ただ、「黄昏」シリーズは近々プレイしたいと考えています。
理由は「世界観が自分の好みそう+OSTが良かったからゲーム内で聴いてみたい」という、前者はともかく後者は邪道だろうと自分で思わなくもないもの。
ただ、やるなら1作目の「アーシャのアトリエ」からプレイしたいけれど、PS3版か「Plus」版かで悩みつつ、とりあえず積みゲーを先に消化しようと先送りにしてます。

そんなわけで、先に「黄昏」シリーズのOSTを聴いてきたわけですが、本作「シャリーのアトリエ」の曲は他2作に比べると、落ち着いた印象が残りました。
中にはエレキギターのガンガン鳴り響くテンションの高い曲もあるけれど、全体的に静かに進行する曲が多いような。
静かと一口に言っても、ゆったりとした牧歌的な曲だったり、エキゾチックな幻想的な曲だったり、不気味な不協和音が深く響くような曲だったりと、バリエーションは様々ですが。

落ち着いた曲の筆頭は、OPムービーの曲である「Rusty Sky」でしょうか。
この曲を初めて聴いたのは、2014年の「ガストプレミアムライブVol.2」で先行公開されたOPムービーでした。
そのとき見た幻想的な映像も相まって、強く記憶に焼き付けられた曲です。
あれから1年半ほど経って、今回OSTで久しぶりに耳にしたときは、そのときの何とも言いがたい静かな衝撃を思い出して、「あ、あの時の曲だ!」とじわじわ鳥肌が立ちました。
アトリエシリーズの情報をあまり追っていなかったので、結局これまで「Rusty Sky」を聴いたのはプレミアムライブの時1回きりだったのですが、意外と鮮烈に記憶に残っていて我ながら驚きました。
記憶に焼き付けられるってこういうことを言うのか、と改めて認識。

OSTで初めて聴いた曲の中で一番グサッと来たのは「Narcolepsist」。
すごく不気味で不協和音炸裂だし、徐々に心を侵食するようなすこぶる地味で鬱な曲なので、聴く人を選ぶ曲だと思います。
ただ、自分は大好物です。
前半の底辺を這うような響きが、少しずつ上層を侵食しながら浮上してきて、中盤から後半にかけて一気に牙をむくような盛り上がりがたまりません。
ずっと聴いていたい曲ではないけれど(ずっと聴き続けるとメンタル不調になりそう)、時々思い返したように聴いてゾクゾクしたい曲だなと思いました。

「Narcolepsist」の次のトラックとして収録されているからか、「海嘯」も気に入った曲の一つです。
いかにもガストのサウンドチームらしい(というか阿知波大輔さんらしい)曲だけど、とても雄大で、それでいて神秘性も感じられる、幻想的な曲でした。
「Narcolepsist」の抑圧が、「海嘯」で一気に解放されたような感じです。
この2曲がゲーム内でどのように使われてるのか、すごく興味を持ちました。

このOSTでは少数派のテンションの高い曲ですが、「雲烟飛動」も好きです。
序盤で奏でられるヴァイオリンソロもたまりませんし、弦楽器とバンドサウンドが醸し出す疾走感もすこぶる気持ち良いです。
しみじみ聴き入る曲ではなくノリの良い曲という方向性ですが、自然と身体が揺れて気持ちがたぎってきます。
これは、なんだか熱い曲だなぁ、生で聴いてみたい。

「アーシャのアトリエ」のボーカルアルバムに収録され、名曲と名高い「MARIA」のアレンジ曲「MARIA ORIGIN」も好きな曲です。
元々「MARIA」が好きな曲の1つだったのですが、ここでまさかの再登場には驚きましたが。
もっとも、「MARIA ORIGIN」の方はボーカルがなくて、すごくシンプルな曲にアレンジされていますが。
ただ、原曲のメロディが良く、また原曲の印象を壊すことなくアレンジされているので、これはこれで良曲だと思います。

他にも「あ、これ好みかも」という曲がいくつかあり、小粒ながらも良曲揃いのOSTでした。
きっと、ゲームプレイ後に聴いたらもっとハマれるOSTだと思います。
ガストの幻想的なサウンドが好きな方にはオススメです。

うん、やっぱり「黄昏」シリーズ三部作は、ちゃんとゲームプレイしよ。

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