[GMCD] サガオケ! The Orchestral SaGa -Legend of Music-

サガシリーズの楽曲をオーケストラで演奏したアルバム「サガオケ! The Orchestral SaGa -Legend of Music-」が発売されたのでゲットしました。
CD2枚組で、収録曲数は全14曲。
再生時間は、トータルで75分。

サガシリーズファン待望のオケアレンジCD。
サガシリーズのOSTは全作品持っているし好きだし、ロマサガ以降の原曲が比較的オーケストラ寄りだっただけに、本当に待望でした。
発売決定を耳にした瞬間に、心が躍ったのは言うまでもありません。

収録曲の詳細は、公式の特設サイトに掲載されているので、そちらを参照ということで。
一部楽曲は試聴もできます。

原曲からの変化はさほど強くなく、どの曲も非常に王道でストレートなオーケストレーションでした。
原曲をほぼそのまま、オーケストラの音色に落とし込んだような感じです。
ロマサガ以降の曲はそもそも原曲がオーケストラっぽいものだったので、違和感はまるでありません。
クセがない分、すごく聴きやすかったです。

ただ、生演奏の録音音源だからか、原曲より臨場感と迫力が増しているように思いました。
演奏会で感じられるような、張り詰めた空気を感じられるというか。
選曲された曲の多くがバトル曲なので、その空気感が程よいエッセンスにもなっているようでした。

また、オーケストラの音色の特徴である厳かな重さも、原曲より如実に表れています。
これは原曲を考えると、むしろ良い方向に作用していると思いました。

このアルバムの収録曲の多くは、バトル曲です。
通常バトル曲、中ボス戦曲、ラストバトル曲、サガシリーズのバトル曲で有名どころは一通り押さえられています。
ちゃんと数えていないのであくまで感覚的な印象ですが、バトル曲とそれ以外で半々、もしくはややバトル曲の方が多いです。
バトル曲は派手な分耳に残りやすいから多く感じるのかもしれませんが。
でも、OSTにおけるバトル曲と非バトル曲の比率を考えると、やはりこのアルバムはバトル曲が多いと思います。

それくらいバトル曲が多いので、すごくアグレッシブな熱がアルバムのどこからも感じられます。
とにかく、全体的にどこも熱いです。熱量が多いです。
このアルバムの曲を実際に演奏会で演奏したら、体力の消耗が激しくて、終わる頃にはたぶんオーケストラが虫の息になっていると思います。
そんなオーケストラの体力的な限界を試すような熱量があります。

ただ、聴いている方としては、耳がすごく幸せです。
いくつもの音が重なり合って一つの調和を生むオーケストラの音色で、大好きなサガシリーズの曲を聴けるというのが、幸せでなりません。
聴いていると、非常に気持ちが良いです。

欠点といえば、GBのサガシリーズ、特に「魔界塔士SaGa」と「SaGa3 時空の覇者」の扱いが雑、というところでしょうか。
ロマサガ以降の作品は何曲もたっぷりと演奏されているのに、この2作品については第1トラックのメドレー内で1曲ずつだけ。
そもそも「魔界塔士SaGa」の「プロローグ」は、GBサガシリーズのどの作品でも使われてるし、ロマサガ2でもアコースティックな五重奏があるしで、「魔界塔士SaGa」固有の楽曲ではないし。
「涙を拭いて」も含めれば「魔界塔士SaGa」の曲は2曲になるけれど、これもあちこちで使われてるから固有曲ではないし。
そんなわけで、サガシリーズの中では「魔界塔士SaGa」が一番好きで、世間の評判のわりに「SaGa3 時空の覇者」もかなり好きな身としては、「もっと良い曲があるのにっ!」と歯痒い思いがしました。
「魔界塔士SaGa」の「禁断の塔」とか「Hurry Up!」とか「魔界塔士」とか、「SaGa3 時空の覇者」の「異次元のテーマ」とか、超格好良いじゃん。なんでないんだよ!(ダンダン

まぁ、認知度や人気度的にGBサガシリーズとロマサガ以降の間には越えられない壁があるとわかっているので、「あーやっぱりか」という諦観もありますが。
でも、「魔界塔士SaGa」以来のプレイヤーとしては、なんだか釈然としないというか、もやもやしました。

ただ、「SaGa2 秘宝伝説」のメドレーは、きっちりツボを押さえているなと思いました。
ラストバトルメドレーになっているあたりがゲームを踏まえた構成になっていて、ド定番とはいえすごく盛り上がりました。
やっぱり「SaGa2 秘宝伝説」と言えばコレ。外せないよなぁ。

発売決定して以来、楽しみにしていたサガシリーズのオーケストラアルバム。
想像以上に熱量があり、その熱量から発せられる迫力に圧倒されながら、非常に堪能しました。
サガシリーズはまだまだ名曲があるので、ぜひ第二弾もお願いします。

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