[音楽] 志方あきこ / caTra

2016/05/25(水) 22:34:46 | カテゴリ:音楽
志方あきこさんのミニアルバム「caTra」を一通り聴きました。
収録曲数は全5曲。
再生時間はトータルで約22分。

志方あきこさんのCDは、発売される度に発売日に購入してます(同人除く)。
今回も発売日当日に購入はしていたのですが、諸事情により他の積みCDを優先していたら、このタイミングになってしまいました。
今にして思えば、もうちょっと早く開封すれば良かったです。

ここ何年かの志方あきこさんのオリジナル作品は、良曲だけどあまりぐっさり刺さる曲がなくて、それ故にレビューの投下を少し控えていました。
サージュコンチェルトなどのゲーム曲にはすごく刺さる曲があったのですが、オリジナル作品の方はそれほどでもなくて。
が、今回のミニアルバムの曲は、どの曲も心に突き刺さりました。
それはもう、かなりぐっさり、深々と。
エンドレスループ上等なのはもちろんのこと、こうして「ブログに感想投下したい!」という衝動に駆られたぐらい刺さりました。
本当に、もうちょっと早く開封すれば良かった(大事なことなので

曲調は、がっつりエスノ調。全力で志方節です。
どの曲も多重録音を多用した、非常に幻想的な曲になっています。
「RAKA」とか「祈りの彼方」とか、そのあたりの志方さんの作品を髣髴とさせられる曲です。
そのためでしょうか、1曲目からものすごく「志方節キタァァァーーーッ!!」という気分にさせられました。
この昂揚感、なんだか久しぶりにきたなぁ。

志方さんの力強くかつ変幻自在な声質はいつも通り。
低音から高音まで、女声音域はもちろん男声のような音程まで、本当に幅広いです。
それが志方節の魅力の一つなのですが。

歌詞は架空言語らしいので、何を言っているのかさっぱりわかりません(1曲目除く)。
が、それがまた幻想的な雰囲気を醸し出す要素の一つになっています。

1曲目の「ヒト型式PF試奏例α」だけ、音階がそのまま歌詞(?)になっています。
「ド、ラシ、ドーレード」という感じで。
初めて聴いたときは、そのあまりの斬新さに「なん・・・・・・だと・・・・・?」と衝撃を感じました。
そして、次に聴いたときには、完全に魅了されていました。
コーラスだけの構成で、まるで賛美歌のように美しく神秘的な曲です。
でも、その裏に一抹の不気味さも感じられて。
音階歌詞は当然それだけでは意味をなさないのだけど、そこにこそ意味があるように思えて。
遥か昔に人の手によって機械に刻まれた音楽が、動くもののない空虚な部屋の中で延々と奏でられているような。
なんというか、こう、いろいろ想像が膨らみます。
このアルバムの中では、この「ヒト型式PF試奏例α」が一番好きな曲です。

コンセプトアルバムらしいので、限定盤のブックレットがあればより楽しめたと思うのですが、生憎ゲットしたのは通常盤。
限定盤買っとけば良かった・・・・・後悔先に立たずとはよく言ったものだ・・・・・・くっ。
でも、世界観はわからなくても、曲だけでも十分楽しめます。
ジャケット絵と曲の雰囲気から空想を膨らませるのも楽しいです。

志方あきこさんの多重録音エスノ調が好きな方には、問答無用でオススメしたい1枚です。
とても幻想的で、想像力を良い感じに刺激されるくらい、どれも素晴らしい曲です。
特に1曲目は衝撃的な斬新さがあるので、一聴の価値アリだと思います。

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