[GMEV] 科学ADVシリーズ×いとうかなこ ワンマンライブ ~only 科学ADV songs~

10月9日に「科学ADVシリーズ×いとうかなこ ワンマンライブ ~only 科学ADV songs~」が開催されたので行ってきました。
会場は、パセラリゾーツAKIBA P.A.R.M.S。
開演は13:00、終演は15:40頃でした。

コンサート名からも明らかなように、本ライブで演奏された曲はほぼ科学ADVシリーズのみ。
科学ADVシリーズ好きとしては、逃す手はありませんでした。
あの名曲揃いの「CHAOS;HEAD」(カオヘ)、「STEINS;GATE」(シュタゲ)、「ROBOTICS;NOTES」(ロボノ)、「CHAOS;CHILD」(カオチャ)オンリーなんて、本当に夢のようなライブ。
というわけで、チケット先行抽選予約に申し込んでみたところ当選したので、喜び勇んで足を運んできました。

実際に演奏された曲は、見事に科学ADVシリーズばかり。
冒頭の新曲と、厳密には科学ADVシリーズではない「Occultic;Nine」(オカン)のアニメOP曲の2曲だけ例外でしたが、その他は全て科学ADVシリーズ関連曲のみ。
全25曲のセットリストのうち、23曲が科学ADVシリーズの曲とか、それなんて神セトリ。
科学ADVシリーズの楽曲好きにはたまりませんでした。

ゲーム(無印)で使用された曲だけでなく、スピンオフ作品やアニメで使用された曲まで網羅。
科学ADVシリーズ作品を幅広くカバーされていた選曲でした。

それでも、いとうかなこさんが歌われた科学ADVシリーズ関連曲の全てがセットリストに入っていたわけではないらしいです。
2, 3曲ほどリストから外れているらしく、その外れた曲は12月の追加公演で演奏するとのこと。
今回のコンサートと、次回の追加公演を合わせることで、完全に網羅されるそうです。

とはいえ、「今回演奏してない曲って、何かあったっけ?」と咄嗟に思い当たらなくて。
それくらい、主な楽曲は一通り演奏されたように思いました。

曲の配分的には、カオヘ3.1、シュタゲ4.8、ロボノ0.8、カオチャ1.3ぐらい。
シュタゲとカオヘの比重が大きいのは、そもそもの母数が大きく違うので、仕方ありません。

個人的には、次の3曲を生で聴けた時点で、「今日参加できて良かった」と満足しました。
1つ目は、どうしてもフルバージョンで聴きたくて音源を買った唯一のカオヘ曲「Fetishism Ark」。
2つ目は、昨年の科学ADVライブで演奏されたなかった「非実在青少年」。
3つ目は、この機会を逃したらもう聴ける機会はないだろうと思われる超絶ネタバレソング「silent wind bell」。
この3曲が演奏されたときは、否が応でもテンションが上がりました。
まぁ、「silent wind bell」は比較的しっとりしたバラードなので、テンションが上がるというよりは、感極まるという感じでしたが。

演奏の編成は、典型的なロックバンドの形。
いとうかなこさんのボーカルに加えて、エレキギター、ベース、ドラム、キーボード。
このような編成だったため、オブラート役のストリングスの音がほとんどなく、そのため耳に直接強くガツンとくるようなサウンドでした。
荒々しいというか、攻撃的というか、とにかく音の塊がすごい勢いで耳に飛び込んでくる感じです。

ストリングス不在は、カオヘやシュタゲの初期の曲ではあまり違和感はありませんでしたが、最近の曲、特にカオチャの曲では若干違和感がありました。
明らかに音数が少なくて、すごくシンプルというかストレートな感じ。
「シンギュラリティ」で特に強く感じました。
そんなにはっきりわかるくらい、原曲ではストリングスが多用されていたんだなぁ、と実感。

ロック形式のオールスタンディングのライブコンサートは久しぶりの参加でしたが、思っていたより気楽に楽しめました。
コンサートは盛り上がるより聴き入りたいタイプなので、ロックのライブコンサートによくある「観客全員で盛り上がらないといけない」みたいな空気感がどうにも苦手なのですが、今回はあまりそういう感じでもなく。
客層が、俺の知っているライブとは違っていたからでしょうか。
曲に合わせてペンライトをブンブン振り回したり飛び跳ねる人がいる一方で、軽く身体を揺らしつつもじっくり聴き入るだけの人も結構いました。
自分は後者のタイプなので、似たようなスタイルの人が割と多かったところは心強いというか、気が楽でした。

激しく飛び跳ねることはしなかったけれど、曲を聴いているうちに自然と身体が動いていたところは、曲の力でしょうか。
ノリの良いロックテイストの曲が多かったので、気が付くと身体でリズムを刻んでいました。

と、セットリストについては特に文句はなく、むしろ最高だったと思いましたが、演奏自体については最高とは言い難かったかなと感じました。
音のバランスが悪いところがしばしば。
伴奏がボーカルの歌声をかき消してしまっていることもよくありました。
また、爆音でとりあえず誤魔化しておけ、というような少々雑な勢いを感じるところも多かったです。
ロック形式のコンサートって、こういうものなんでしょうか。

それと、いとうかなこさんの喉の調子が悪そうだったところも気になりました。
過去にも何度かいとうかなこさんの歌声を聴く機会があったのですが、そのときと比べて声に張りがないというか、伸びがあまり良くないというか。
ファルセットに切り替わるスレスレのところから上の高音域と、出るか出ないかギリギリのラインの低音域で、よく声が掠れていました。
曲が進むにつれて掠れる頻度が高くなっていたようだったので、そもそも歌いにくい曲が多かったことが原因でしょうか。
科学ADVシリーズオンリーって、いとうかなこさんの喉の耐久テストをしているみたい。

終演後の帰り際に、今回のコンサートのセットリストが書かれた紙を配布してくれた点は、うれしい配慮でした。
コンサートで初めて聴いて「この曲、良い曲だな」と思っても曲名を覚えていなくて後で聴き直すことができない、ということも過去にあったりしたので、こうしてリストを配布してくれると復習の手掛かりになるので助かります。
大きな会場でのコンサートでは難しいかもしれませんが、この風習がもっと広まればいいのにと思います。

そんなこんなで、演奏の中身にやや引っかかるものがありつつも、神がかったセットリストや聴きたかった曲が聴けた点では非常に満足したライブコンサートでした。
科学ADVシリーズの全曲を知っていればベストですが、「シュタゲの曲しか知らない」というようなライトな方でも十分楽しめると思います。
# 自分も、カオヘの曲は一部しか知らないし。
とてもノリの良い曲が多いので、知らなくても曲にノリやすいです。
10月9日の時点で12月追加公演のチケットが余っていたそうなので、科学ADVシリーズ好きの方はぜひ。
ただ、座席がなく2時間半ほど(待ち時間も含めると3時間半ほど)立ちっ放しになるので、体力とは要相談かも。


これより下の追記に、今回のライブコンサートのセットリストを記載しておきます。


セットリストは以下の通りです。
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01. はじまりの歌

[CHAOS;HEAD]
02. Find the blue
03. Desire Blue Sky
04. fake me
05. Fetishism Ark
06. カオスロジック
07. この空の彼方に
08. F.D.D

[STEINS;GATE]
09. スカイクラッドの観測者
10. technovision
11. 宇宙エンジニア
12. ANOTHER HEAVEN
13. A.R.
14. 非線形ジェニアック
15. 永遠のベクトル
16. 楽園のホログラム
17. Hacking to the Gate
18. あなたが選んだこの時を

[ROBOTICS;NOTES]
19. 空の下の相関図

[CHAOS;CHILD]
20. 非実在青少年
21. シンギュラリティ
22. silent wind bell

23. アマデウス

[アンコール]
24. 整数3の二乗
25. トポロジー
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曲ごとの感想は特にありませんが、ほんのちょっとだけ余談。

開演前・終演後にBGMとして「SYMPHONIC REUNION」版「GATE OF STEINER」が大音量で流れていたのですが、やはり大音量でオケはいいなぁ、としみじみ。
改めて、科学ADVシリーズの曲を生のオーケストラでがっつり聴きたい、と思いました。
「GATE OF STEINER」だけでなく、カオチャの「WORLD」やシュタゲ0の「Messenger」などもオケで聴いてみたいし。
元々、ロックサウンドよりオケや吹奏楽、アコースティックサウンドのような、落ち着いて聴ける曲の方が好みだからというのもあるけれど、わりと切実に聴きたいです。

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